『池田市 研究×まちづくり サロン』キックオフセッション開催報告

2018.07.03(火)

お知らせ

『池田市 研究×まちづくり サロン』

キックオフセッションに90名を超える聴講者が集まる!

2018年7月2日大阪大学豊中キャンパスにある大阪大学会館にて『池田市 研究×まちづくり サロン』のキックオフセッションを開催いたしました。

このサロンでは、大阪大学の研究者をはじめ、池田市民、池田市職員、企業の新規事業担当者が一緒になって参画し、池田市のフィールドに大阪大学の研究成果や今後の研究構想を展開する方法を考えながら、まちの未来をつくっていきます。

初回となる今回のキックオフセッションでは、池田 市長 倉田薫氏のほか、大阪大学の研究者4名、参画企業2社が登壇し、まちの未来について語りました。当日は、産官学民の連携による新たな取り組みを一目見ようと、90人を超える聴講者が集いました。

キックオフセッションは、部門長永井健治による挨拶で始まりました。そして、本サロンのファシリテーターを担当する、有限監査法人トーマツの波々伯部様よりサロンの趣旨説明が行われました。

次に、池田市より倉田薫市長が自らが公演を行い、池田市の抱える現状の課題や強み、池田市内の地域特徴、そして「池田のまちみんなまとめてテーマパーク構想」について、具体的な紹介が行われました。

 

それに続いたのが、4人の大阪大学の研究者による、研究内容紹介です。まず、工学研究科の倉敷哲生教授が、フューチャーデザイン手法の革新性を、次に、文学研究科の堤研二教授は、山村・人口流出地域に対する研究内容をご紹介くだいました。工学研究科の町村尚教授は、生態学的な観点から人間社会と自然界を融合したエコシステムについてご講演くださり、サイバーメディアセンターより岩井弘樹教授は、ICTを用いた多言語習得の可能性について紹介くださいました。いずれの研究内容も、様々な観点から、まちづくりへの応用アイディアが想起されるような、刺激的なものでした。

最後は、本サロンに参画することが決まっている企業である、株式会社廣済堂BIGLOBE株式会社による事業紹介です。廣済堂より小田守様が、現在自社で取り組もうとしているマインドフルネス・ヨガ・座禅と統合医療について、そして、BIGLOBEより松田康典様が、インターネットサービスプロバイダーが持つ技術力の可能性について、ご紹介いただきました。

 

これから産官学民と立場も専門も異なる多様な参加者が、一体どんな化学反応を生み出すのか、非常に楽しみです。

そして、これから実際にこの『池田市 研究×まちづくり サロン』の活動を開始するにあたって、サロン参加者として、一緒にまちづくり構想に取り組んでいただけるメンバーの募集を開始しました。参加を希望される方は、以下のリンクより、是非参加申し込みをよろしくお願いいたします。

参加申し込み:https://goo.gl/L8TMzS

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