Innovators’ Talk #13(大阪大学の学生・教職員限定)

2018.06.18(月)

イベント

【大阪大学の学生・教職員限定】
起業化により新しい概念によるがん治療・再発予防を早期に実現する

スピーカー:
高倉伸幸
大阪大学微生物病研究所教授
ジーン・ステム株式会社Chief Science Officer (Co-founder)
ヴァスキュリード株式会社 Chief Science Officer (Co-founder)

略歴:
1988年三重大学医学部卒業。その後5年間、三重大学医学部付属病院第2内科(血液・腫瘍内科)で内科医として勤務の後、京都大学大学院医学研究科博士課程に進学。1997年医学博士号取得。1997-2001年熊本大学医学部および発生医学研究センターにて助手〜助教授。2001年金沢大学がん研究所教授。2006年より大阪大学微生物病研究所教授。

講演概要:
高齢化が進み、二人に一人が癌(以後、「がん」と記載)に罹患し、人口の3割が、がんにより死亡する。「がん」の罹患は他人事ではない。がんの治療をどうするかに加え、がんの予防にも注目が集まっている。エクソソームなどを用いて、がん予想診断が実施されてきている。さて、この診断で「数年後あなたはがんに罹患する可能性がある」と診断された時に何ができるだろうか?がんに罹患していない人には、抗がん剤治療は施行できない。我々は分子機序に立脚して、がんの予防につながる食材(植物エキス)を探索してきた。我々は、起業化することで、この食材を用いたがんの予防法の実施を早期に実現する。

参加費:学生無料・500円(ワンドリンク)

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