【学内限定】Innovators’ Talk「新しい価値を生む方法論としてのForesight Creation」

2019.04.08(月)

イベント

【学内限定】Innovators’ Talk #19
新しい価値を生む方法論としてのForesight Creation

※本イベントは学内限定イベントで、大阪大学教職員ならびに学生が受講できます。
要旨
 イノベーションが求められる中、「新価値創造の方法論」として様々な方法論が提唱されていますが、この分野における理論とメソッドはまだ確立されているとはいえません。大阪ガス行動観察研究所は、これまでの実績(プロジェクト累計1,000件)を踏まえて、行動観察やクリエイティブシンキングを元に「新価値創造の方法論」の理論とメソッドを構築することを試み、Foresight Creationと名付けました。
 この方法論においては、必要とされる能力を「8つの玉」の理論としてまとめ、それぞれの「玉」を育成する方法論を開発しました。このForesight Creationを大阪大学でForesight Schoolとして学生を対象として実施した結果、1)新たな価値を生む消しゴムが商品化される、2)EDGEコンペにて阪大チームが優勝する、といった成果が得られました。
 本講演では、Foresight Creationの方法論とはどういうものなのか、新価値創造において重要な点はどこにあるのか、を解説します。

講師
松波晴人
大阪ガス行動観察研究所所長。兼(株)オージス総研行動観察リフレーム本部。
大阪大学 共創機構産学共創本部 特任教授
京都大学 経営管理大学院 客員教授
九州大学 グローバルイノベーションセンター 客員教授
桃山学院大学 経営学部ビジネスデザイン学科 客員教授

略歴
神戸大学大学院工学研究科修士課程修了後、92年に大阪ガス(株)入社。米国コーネル大学大学院にて修士号(Master of Science)取得ののち、和歌山大学にて博士号(工学)を取得。2005年、行動観察ビジネスを開始。2009年に大阪ガス行動観察研究所を設立。著書に『ビジネスマンのための「行動観察」入門』(講談社)、『行動観察」の基本』(ダイヤモンド 社)、寄稿に『ハーバードビジネスレビュー「行動観察×ビッグデータ」 特集』がある。近著は「ザ・ファースト・ペンギンス - 新しい価値を生む方法論(講談社)」

日時
4月25日(木)16時20分~17時50分

場所
大阪大学吹田キャンパスU3-211

主催
大阪大学Innovators’ Club
大阪大学ベンチャーキャピタル

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